かっしーの家藤沢館 第15展示室


新時代へジャンプ!! 江の島水族館(Vol.2)



2階フロア、
クラゲファンタジーホールです。


ここには、クラゲがいっぱい展示されています。
クラゲは、江の水の名物なのです。


水の中にゆっくり漂うその姿は、忙しすぎる現世の我々から見ると、本当に浮世離れしていますよね。

私はクラゲになりたい…
この姿を見て、そう思った人も少なくないんじゃないのかな…


こうした体験ができるのは、水族館の真骨頂かも知れません。






さて、この一角では、
江の水の栄光に包まれた歴史の、別の一面をしのぶことができます。

江の水開館以来、何度も行幸された
昭和天皇をはじめとする皇族方のメモリアル・コーナーなのです。


昭和天皇は、ご自身も生物学者として、相模湾に生息する海洋生物のなど研究にいそしまれ、
また、葉山の御用邸からも近いということもあったのでしょう、
開館してすぐの昭和31年に初めて足を運ばれて以来、江の水に計9回も行幸され、
時には職員に学術的なアドバイスをなさることもあったそうです。

そして、今上陛下や秋篠宮殿下といった方々も足をお運びになるなど、
江の水は半世紀の歴史を通じて、皇族方に親しまれてきたのです。



 江の水の館内をぐるりと回ってきましたが、いよいよ最後のイベントコーナー、魚の劇場・クリ スマス編の模様です。
 湘南の海でも普通に見られるマダコ君が、狭い穴から抜け出るパフォーマンスを演じています。


 そしてこちらは、デンキウナギ君がクリスマスツリーを点灯する、 発電パフォーマンスです(^^)。

 こうしたパフォーマンスは、マリンランドや海の動物園でもいっぱい見られました。
 新しい施設でも、さまざまな魚たちの新しいパフォーマンスが見られることでしょう。飼育係の皆さん、お疲れ様です。


 出口手前の一角に、これまでの江の水の思い出をつづる、「想い出 の歴史写真展」コーナーがありました。

 江の水にまつわる思い出深い写真を一般公募し、とりわけ価値があると思われるものを選んで、展示しているようです。

 かつて、横浜ドリームランドが閉園した時(2002年2月)にも、園内に似たような展示があったことを思い出しました。



 江の水の思い出は、ここまでです。そして・・・




 そし てこれが、完成間近の、新・江の水の外観です。


 新・江の水は、旧海の動物園・マリンランド、そして江の水が一体となる他、新たに体験学習施設も併設される複合施設です。
 江の島西方の片瀬西浜〜鵠沼海岸を中心に広がる、神奈川県立湘南海岸公園内における海洋総合文化ゾーンの中核施設として、 県のPFI事業(民間資金・ノウハウの導入による社会資本整備手法)により整備されます。
(事業者は、オリックスグループ出資・設立の江の島ピーエフアイ梶j

 旧江の水・マリンランド・海の動物園(所有・運営とも事業者)は従来のテーマを引継ぎ、新たに設けられる体験学習施設(所 有;県、運営;事業者)は、『湘南のなぎさとふれあい、なぎさの大切さを「知り」「学び」「考え」行動する。』をテーマとし ています。
 
 複合施設だけあって壮大な外観は、ほぼ完成し、今は内装工事の真っ最中、といったところでしょうか。



 新時代へジャンプ!
 東洋のマイアミに新しい時代の1ページが開く、2004年春のオープニングが楽しみです。海の動物園にいたアザラシ君た ち、マリンランドにいたイルカ君たち、そして江の水のお魚たちも、きっと、その時を楽しみにしていることでしょう♪






では、最後に・・・


堀・日活社長が感動したと伝えられる、江の水前に広がる西浜海岸をご覧いただいて、

この物語の THE END といたしましょう・・・




(参考)
「江の水公式ホームページ」(江の島水族館)
「海洋総合文化ゾーン体験学習施設等特定事業」(神奈川県のホームページ)



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