湘南二都ギャラリー

藤沢・鎌倉を中心とするエリアの季節の風物やちょっとした出来事を、
「かっしーの家の独断と偏見で」(笑)、画像とともに紹介するコーナーです。

☆2002年5月☆
-茅ヶ崎に湘南初のコミュニティバス登場-

2002年5月25日、湘南で初めてのコミュニティバスが、
茅ヶ崎市南部を走り始めました。

その名を、「えぼし号」といいます。
市民からの公募で、
茅ヶ崎海岸(「サザンビーチ」の愛称で親しまれています)の沖に浮かぶ
烏帽子岩にちなんだ名前がつけられました。

左の写真は、茅ヶ崎駅南口ロータリーで発車を待つ、
えぼし号です。


コミュニティバスとは、
地域に密着した住宅地や商店街などの狭い道を、
小型のバスできめ細かく回ることで、
利便性を確保しようとするものです。

またコミュニティバスでは、運賃が低く抑えられていることも特徴で、
このえぼし号でも、
1回につき料金は100円均一(前払い、大人子供同額)
となっています。

このような目的で開設されるため、コミュニティバスの運行は
基本的に行政主導となっています。
えぼし号も、茅ヶ崎市の委託を受けて神奈川中央交通
(茅ヶ崎営業所)が運行しています。


さあ、いよいよ発車です。

今回開設されたえぼし号は、茅ヶ崎市の南西地域の住宅街を
きめ細かく一周して茅ヶ崎駅に戻ってきます。

運行ダイヤは、
茅ヶ崎駅発基準で朝8時から夕方6時まで30分間隔、
運行ルートは、
駅→図書館→中海岸2丁目→サザンビーチ
→西浜小学校→南湖会館→海岸通り→茅ヶ崎小学校→駅
となっています(中海岸・南湖ルート)。
一周、約30分かかります。

また、午前中の便は、一周したあとさらにちょっと足を伸ばして、
茅ヶ崎駅のすぐ東側にある、徳洲会病院まで往復しています。
地域にお住まいの方々の利便性を考慮した運行ですね。


南湖6丁目付近の住宅街を行く、えぼし号です。

このバスはフランスのルノー製(27人乗り)で、
今回3台導入されたそうです。

なんかユーモラスで、いい感じですね。


地域の商店街の方々も、今回の運行を歓迎しています。

海岸通商盛会に掲げられた、歓迎の横断幕です。


同じくサザン通り商店街に掲げられた、横断幕です。

この通りは2000年の夏、
茅ヶ崎公園野球場でサザンオールスターズの茅ヶ崎ライブ
(あの異常な熱気で盛り上がった、伝説の公演ですね!)
が行われたときに改称したもので、茅ヶ崎駅とサザンビーチを
結ぶ通りです。

このコミュニティバスについては、そのうち
湘南二都物語第2幕、ミニバスの走る街で
取り上げたいと思います。

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