かっしーの家藤沢館 第16展示室

誕生!新江ノ島水族館 −今ひらく、新しい時代の扉−


Vol.2



海辺のデッキから、江ノ島を間近に望む。



相模湾大水槽に続き、
ここは、かつてえのすいの2階にあった、クラゲファンタジーホールが再現されたコーナーです。
えのすいはクラゲの飼育で結構有名だったのですが、その歴史は、新えのすいにもしっかり引継がれています。

まるで深海の底にいるような群青色の世界。
そこには、色とりどりのクラゲたちが静かに、ゆったりと泳いでいる、幻想的な雰囲気が広がっています。





そして次は「冷たい海、暖かい海ゾーン」と呼ばれている一角で す。





日本の周りを取り囲む親潮や黒潮によってもたらされる様々な恵 みを、ここでは一堂に展示しています。



続くこちらは、「今上陛下のご研究」コーナーです。

旧えのすい時代から、葉山の御用邸に近いこともあってか、
ここには昭和・今上両天皇陛下を初めとする皇族方がよく行幸されました。
昭和天皇や今上天皇、秋篠宮殿下は、海洋生物のご研究に熱心に取り組まれており、
旧えのすいにもご紹介コーナーがありましたが、
このエリアはそれを引継いだもので、お三方のご研究成果や御著書を、ここでゆっくりと拝見することができます。





さて展示コーナーは、ここから2階に移ります。

エスカレーターで上に上がると、そこは今までとは打って変わって明るいフロアとなります。
海側には開放的なデッキ(海辺のデッキ・・・右側)が広がり、
そこからは雄大な相模湾や江の島、天気が良ければ富士山や伊豆半島などを、ぐるりと一望に見渡すことができます。

ここには売店や軽食販売コーナーなどもあり、
天気も良かったこの日は、外のテラスで飲み物を飲んだり軽食をとっている人達が沢山いました。



さてこのエリアで欠かすことのできないのが、「フィギュア」の 販売です。
えのすいの仲間たちをかたどった、新江ノ島水族館限定グッズであるこのフィギュア、
作家・博物学者である荒俣宏氏が監修し、フィギュアの第一人者である海洋堂が製作を担当したという素晴らしいものとあって、 すごい人気で、2階にあるガチャガチャの前は、人だかりができていました。

奥の人だかりがフィギュアのガチャガチャをやる人々、
手前右側にいる人たちは、ガチャガチャから出てきたカプセルをすぐに開けて、中に入ってるフィギュアを確認している人たちで す。
すごいですね・・・


飲食コーナーの先には、かつて海の動物園にいたペンギン・オットセイ君たちのゾーンが続きます。
温暖な湘南の海から、一気に北極と南極の世界へひとっ飛び!
愛嬌のあるペンギン君や、オットセイ君との楽しい出会いがここにあります。
オットセイコーナー(右側)では、ちょうど飼育スタッフによる解説が行われていました。

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